ここ数か月取り組んできた一つのプロジェクトがまもなく実を結ぼうとしています。
公開できる日も近いです。
多良わくわくウォーキングも現在10組の方が申し込んでくださり、うち一組はなんと各務原の方。
ブログ「たらのめ」を見てお申込みいただいたと聞き、とっても嬉しくなってしまいました(*^_^*)
毎月半ばに行っている公民館カフェも少しずつ口コミで定着してきました。
何事も続けることは大切ですね。
さて、昨日はちょっと素敵な場所に行って来ました。
揖斐川町にあるコットンの工房「マヤイカム」さん。
実はわたくし、はたけ塾でお貸しいただいた畑で綿をつくっておりました。
和綿、洋綿合わせて50粒ほどの種を購入したのですが、実際に目が出たのはほんの数本。
芽が出ても途中で根切り虫にやられたものもあり、絶滅状態に近かったのですが、それでも大きくなって実をつけたものもあり、なんとかして綿から糸をつむいでみたいと思っていたところ、フェルトワークを教えていただいている岐阜市の「工房パレット」さんから揖斐川のマヤイカムさんをご紹介いただき、昨日は綿繰りをさせていただいてきました。
綿繰りとは綿とその種を分離すること。
種には綿毛がいっぱいひっついているので、これを人力でとろうとするのはものすごく時間もかかるし、大変なのです。
庭先に広げられた綿 まっしろいのもあれば茶色の綿もあります。
こうして日に干すことで、色がよけいに濃くなって美しくなるそう。
綿繰り機をつかうパレットのKANAEちゃん
ローラーに入れると綿と種が分離されていきます。
種は手前に、綿は向こう側に落ちます。
スピンドルで綿を
紡ぐKANAEちゃん
綿は羊毛と異なり、繊維が短いため、1時間かかって5グラム紡ぐのがやっとだそう。
でも、KANAEちゃんは上手いです。
さすが、プロ。
私は途中で綿が切れちゃって大変でした。
マヤイカムさんのお蔵ギャラリー。
染めも紡ぎも織もすべて自分の手でされるすごい方。
お友達の彫刻家さんからもらったというアヒルと牛。
そばにいるのはパレットさんの妖精
とにかく、綿紡ぎは想像した以上に難しいことがわかりました。
でもお年よりに話を聴くと、
昔は多良でも綿を紡いでおられたそうです。
綿繰りして紡げる状態にするのがとてもたいへんだとのこと。
昔の人はすごかった!
とにかく、今年はできた綿を収穫。
来年はもすこしちゃんと収穫できるように頑張りたいです。
綿紡ぎに興味のある方はご連絡ください。
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