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2019年2月26日火曜日

多良地域人・農地プラン検討会  アンケート結果について

先日「多良地域 人・農地アンケート」が実施され、三輪特派員からその結果が公表されました。

通信3月号で詳しく御伝えします。


農業の担い手も減少し、後継者のないところも多いです。
耕作放棄地は増えるばかり。
もちろん上石津だけではなく、日本全国の農村で同様の課題があります。
深刻な問題ですね。


2019年2月25日月曜日

義務教育学校「白川郷学園」の取組を聞く 真の子どもファーストとは?

なんだかもうすっかり春の陽気ですね。あちこちで梅が咲いています。
伊吹山の雪も解けかかっています。

さて、先日は告知のとおり、世界遺産の村白川郷にある義務教育学校「白川郷学園」の校長である水川和彦氏を招いて、講演会が行われました。
子育て世代の若い人の姿がとても多く、学校問題についての関心の高さが窺われました。

水川氏は飛騨市の旧河合村の出身。中日ドラゴンズの根尾君の出身地でもあります。
根尾君のおかげで飛騨市はにわかドラゴンズファンが増えたとか(笑)
西濃教育事務所にもおられたそうで、上石津のこともご存じでした。

白川郷といえば合掌造りで有名ですが、実はこれを世界に紹介したのはドイツ人のブルーノ・タウト。日本人が忘れ去ろうとしていたものを外国人が発見したのでした。私も仕事で何度か行きましたが、展望台からの眺めはすばらしいです。実は私、デスクトップの画面は展望台から見た白川郷です。3年ほど前の写真です。

年間世界から180万人もの観光客が訪れる白川郷ですが、村の総人口は1633人。農地は0.5%、山林は95.7%。そして小中学校生は116人。いくつもの学校が合併・統合を繰り返し、今日のような義務教育学校になったのでした。

水川氏は義務教育学校としての白川郷学園でのすばらしいご自分の取組の成果をいろいろと話されました。正直、ちょっとおなかいっぱいという感じでした。

義務教育学校としてのメリットは、通常生徒数が少なくなるとそれに応じて教員も減らされますが、小学校と中学校の両方の免許をもった教員が一定数を確保されること。通常の6.3制ではない区分で子供の発達段階に応じた柔軟な教育がなされるという点です。

それは大変すばらしいことだと思いますが、義務教育学校も良いことばかりではありません。メリットもあればデメリットもあります。
義務教育学校のメリット・デメリット

水川氏からはもちろんデメリットについて何もお話はありませんでした。
聴衆からの質疑は何もなく、三輪賢治さんが代表して質問されて終わりでした。
若い人たち、聞きたいことがいっぱいあったのではないでしょうか?

私も聞いていていろいろ疑問が残りました。
白川郷はとても広いのですが、子どもたちはどうやって学校まで通っているのでしょうか?徒歩で通える子もいるでしょうけれど、バスでしか通えないこもいるはずです。それについての説明は何もありませんでした。
バス通学ともなれば、保護者の負担も増えます。

また、白川郷と上石津ではだいぶ条件が違うということです。観光客が世界中から訪れる白川郷では英語も中国語もフランス語も必要かもしれませんが、少なくとも上石津にいる限りではあまり関係のないように思われます。
また白川郷では有名などぶろくまつりが村内各所で行われますが、その期間中は子どもたちは学校を休み、地域の一員として祭りの手伝いをすることにしたそうです。要は昔このへんでもあった田植え休みみたいなもんですよね。

そして何より、一番の違いは白川郷は平成の大合併で、合併せずに独立を守った村であること。
上石津は大垣市上石津町なので、上石津単独で決められることは現在何もありませんし、決定権も町にはありません。
学校は教育委員会の管轄ですが、教員の配置はすべて大垣市教育委員会の裁量です。水川氏のお話はたいへんすばらしいと思いましたし、水川氏はすばらしい校長先生なのだろうと想像しますが、氏と同じことがだれでもできるわけではないということです。

ちなみに岐阜にはもう一校、義務教育学校があります。羽島市の桑原学園です。こちらの方が市の一部という点で、条件的には上石津に近いです。実態はどうなのでしょうか。なぜ、わざわざ遠くで条件的にも白川郷学園を?

また、20年は複式にしなくても大丈夫というお話でしたが、じゃあ、20年過ぎたら複式になるのかな?それではせっかく義務教育学校にした意味がないのでは?

数字が表す厳しい現実。
現在の多良小の児童数は82人、6年後の平成36年にはわずか38人になります。
この数字を逆転させるのは困難です。
なぜなら、日本全国どこでも少子化で、これから人はどんどん人口は減少していくと考えられるからです。
そんな中、子どもたちにとって本当に良い初等教育環境とはなんなのか。
子どもファーストというけれど、fastではなくfirstにするには、どうあるべきか。
単純に人数が少なくなっているから・・ということだけで、統合を考えてよいものでしょうか・・

過疎化、少子化を食い止めようと、各地区で移住定住促進にがんばっておられる方々があるわけですが、なんとこの日は上石津地域での移住体験ツアーでした。

移住と学校問題。
移住して来られる方は、地域にどんな教育をのぞんでおられるのでしょうか?
ぜひ、聞いてみたいです。

ちなみにお隣の垂井町では、町内のどこも歩いて行ける距離に小学校があることをウリにしておられます。

近視眼的にものを見ているとそこしか見えなくなります。
教育問題に関しては、近隣の市町村のことなども参考にしながら、幅広い視点で慎重な検討をのぞみます。







2019年2月22日金曜日

上石津の子どものためにより良い教育環境づくりを学びませんか


 明日、午後1時30分から開催されます。
世界遺産白川郷の義務教育学校の校長先生が来られて話をされます。

思いはいろいろありますが、お子さんのある方もそうでない方も、お子さんが地元にはいない方も、まずは話を聴いて、今後の上石津の学校をどうしていったら良いか、考えましょう。


2019年2月21日木曜日

通信1・2月号合併と3月号の多良人

どーも・・
パソコン絶不調です。
いつ電源が落ちるかわからない状態での作業はびくびくもの。
原稿はできたものから送っています(^_^;)
みなさんのパソコンは大丈夫ですか?

私はスマホによる手のひらの上での操作は苦手で、仕事はパソコンでしかできません。
キーボードもノートとデスクトップでは微妙にちがいます。
ちなみに、相手がマックユーザーの場合はワードやエクセルはpdfで送らないと読み込みができません。

さて、遅くなりましたが、通信1・2月号はHP「来て! 見て! 感じ多良!」にアップして頂いております。
また、先日多良地区で開催されましたまちづくり協議会と自治会の勉強会の様子もアップして頂いております。
ぜひ、ご覧いただき、ブックマークをお願いします。

多良地区HP:来て! 見て! 感じ多良!

さて、3月号の多良人はこの方。お子さんと一緒に登場です。
取材は川地特派員でした。
どうぞ、お楽しみに



2019年2月14日木曜日

新発見! 多良の城址

こんばんは。
昨日は背中がゾクゾクしてインフルかと思いましたが、幸いそうではなかったようで・・
なんとか年度末まで持ちこたえたいです。

さて、今日は明智光秀関連で、大垣市教育委員会からの依頼で城郭研究家として有名な滋賀県立大学教授の中井均先生に来ていただき、多良・時で多羅城の候補地3か所を探索。私も多良地区の広報としてお供させて頂きました。

多良の馬瀬にある城ヶ平の城山、上多良区にある城屋敷、時地区の湯谷の3ポイントを歩いて回り、地形や堀わりの跡などから見て、城ヶ平の城山には城があったことがわかりました。

光秀の生まれた場所とされている多羅城かどうかは定かではありませんが、江戸時代以前に城があったことは間違いないようです。




2019年2月8日金曜日

多良写真コンテストの審査が行われました

こんばんは。
2月とは思えないあたたかな日が続いています。

昨日は所用で大阪の万博記念公園に行って来ました。
久し振りに太陽の塔を見て、1970年が懐かしかったです。
今年は平成から新しい元号へ。昭和は遠くなりにけり・・ですね。

さて、今日は3月16、17日の文化祭に合わせて行われる「多良写真コンテスト」の審査が行われました。
今年度のテーマは「多良のイベント・行事」でした。
8人の方から20枚の写真をお送り頂きました。

三宅連合自治会長と日比公民館長の立ち会いの下、井坂泰成審査委員長により、最優秀・優秀の計3点が決定しました。


文化祭で発表します。
また今回選外になった方の中から、昨年同様、来場者による特別賞が2点決定します。
どうぞ、お楽しみに♪