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2022年2月26日土曜日

吉田衣吹 切り絵原画展 ソフトピアジャパンの情報工房1Fギャラリーにて開催

 吉田衣吹さんてだれ?と思われると思います。

私は足掛け3年にわたり、中日西濃ホームニュース「HARINCO」の紙面で「西美濃の歴史と伝説」を連載させていただいておりました。ご存じの方もそうでない方もあると思います。このコーナーで左上にイラストが載っていたと思いますが、吉田さんはそれを作ってくれていました。実はあれは切り絵だったんです。

ここに掲載している原画はその一部。全部で13点を展示予定です。
これは、ヤマトタケル、酒呑童子、野上の遊女・花子、夜叉が池の夜叉姫、平将門、おあむ物語のおあむです。
このほか木曽義仲の娘・糸姫ゆかりの桜のお話、時山の落人伝説なども展示します。
入場無料、物品の販売はありません。

気軽に見ていただけますので、どうぞ、足をお運びください。

私も吉田さんも在廊できる日はあまりありませんが、お会いできればうれしいですね。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


多良文化祭について

 たいへん久しぶりの投稿です。

今日はぽかぽか陽気の良いお天気でしたね。雪は残っていますが、春を間近に感じさせてくれる良いお天気でした。

しかし、世の中はたいへんです。オミクロンに加え、感染力がさらに強いステルスオミクロンが出てきたらしいということ。さらにロシアのウクライナ侵攻。ロシアもウクライナもすごく遠い国と思いがちですが、いろいろ関連付けて考えると実はそうでもなかったりします。

お子さんが小さい頃に読んだ童話「でぶくろ」。一つの手袋の中にいろいろな動物が入っていくお話でした。読み聞かせをされたおかあさんも多いのではないでしょうか。この絵本はウクライナの童話です。私が一時期おっかけをしていたバレエダンサーの出身地もウクライナでした。彼はまだソビエト崩壊前の生まれでしたから、おそらくロシアにも行っているはず。ボルシチももとはと言えば、ウクライナだそうです。

そしてロシアといえば、カチューシャの歌。文学ではトルストイとかドストエフスキーとか。あまりに国土が広すぎて追い付かない感じですね。オリンピックではソ連時代は体操とかバレーボールとかいろいろあったなあ。

こうしてみると身近に感じることができますね。決して今起きていることは遠い国の話ではないのです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は元俳優で、コメディアンだったそうです。ウクライナ東部出身なので母国語はロシア語。ウクライナ語は最初苦手だったそうです。ウクライナとロシアはそれだけ緊密な関係にあったということですね。旧ソ連時代にはロシアの番組にも出ていたそうです。今はどんな気持ちでいるのでしょうか。

ロシアを非難するコメントがSNSではとても多いですが、ロシアの中にも政府を非難する人たちはたくさんいます。この問題に関して、ロシアはというあいまいな言い方はやめてほしいと思います。

たしか数年前にロシアから大垣に来たミュージシャンのグループがいました。彼らの弾くバラライカという楽器の音色はすばらしかった。


さて、昨日「多良文化祭」の実行委員会がありました。

このご時世ですし、まんぼうの解除も微妙だし、どうするという話になり、検討の結果、今年の文化祭は中止となりました。たいへん残念ですが、展示については別の方向での開催も検討していますので、またご案内させていただきますね。しばらく、お待ちください。