一週間ほど放置してしまいましたが、実は3泊4日で山形に行って来ました。
山県ではありません。
山形県のほうですw
山形県は上山(かみのやま)市とい樹氷で有名な蔵王山の麓にあるまちの、とある企業さんを訪ねるというお仕事だったのですが、私は昔から米沢に行きたくて、この機会を逃したらもう行けないと思い、ほかのかたより一足先に岐阜を発って米沢入りしました。
実はこの米沢。山形でも有名な豪雪地帯だったんですね。
私が行った日は、積雪1メートルを越えておりました。
道路の周囲には雪の壁ができておりました。
しかもバスは1時間に1本。
仕方がないので、タクシーを頼んで、上杉神社と博物館方面へ。
米沢は上杉氏のまち。
戦国時代は新潟の雄として名をはせた上杉氏(もともとは長尾氏)ですが、謙信亡き後景勝は家臣の直江兼続の領地であった米沢に移封されたというのは、某局大河ドラマ「天地人」で放映されていましたよね。
私は戦国時代の上杉氏に興味があって、上杉博物館にいろいろあるかなと思って期待していったんですが、ここは江戸時代、破産寸前だった上杉家を立て直した上杉鷹山と国宝の洛中洛外図の屏風がメイン。
もちろん、上杉鷹山はとても立派な人で、殖産興業で絹織物や鯉の養殖なども広めて、なんとか財政を立て直したんです。
なせばなる なさねばならぬ 何事も
なさぬは人のなさぬなりけり
って知りませんか?
ただ戦国ファンとしては、博物館の展示はちょっと物足りなかったということです。
わたしけっこう歴女なんですよ。
歴史、好きなんです。
戦国時代のほうは上杉神社のほうにあったようですが、今回は雪のためそこまで歩く元気がありませんでした。
「天地人」でもちょっと登場した前田慶次が余生をおくったのは、親友・直江がいた米沢であるという説もあり、慶次ゆかりの場所も残っています。
前田慶次については小説や漫画もいろいろありますが、なんといっても有名なのは「花の慶次」でしょう。この原作になった「一夢庵風流記」はとてもイイです!
博物館からほど近い所に上杉伯爵邸というのがあり、今では郷土料理などをいただける場所になっています。お料理はいただきませんでしたが、見せてもらえますかと頼んだら、快く見せていただけました。
たいへん素晴らしい建物でした。
惜しむらくは家具などが何もないこと。
庭は雪に埋もれて何も見えず・・・
雪道歩くのは疲れます・・
米沢には冬に咲くという啓翁桜(けいおうざくら」というのがあり、とても可憐な花でした。
さて、二日目には上山市に移動。
こちらも雪はつもっていましたが、米沢ほどではありません。
でも皆さん、雪道走行に慣れていらっしゃるので、けっこうなスピードで飛ばしておられました。
この上山市でとても美しいお料理をいただくことができました。
実はこれ、みんなコンニャクなんです。
まるで京料理のように綺麗。
もちろんお味もすごく美味しかったです。
この工夫は素晴らしいです。
もうちょっと近かったら、みんなで視察にいきませんかと言いたいくらい。
今回は本来の目的以外にも、いろいろ学ぶ事の多かった旅でした。
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