風雨が次第に強まってきました。
かなり心配です。
ほんとにもう、6月から台風来襲ってどうなってんでしょうか?!
ところで、外は大変な荒れ模様ですが、多良地区住民としては大変うれしいお知らせがあります。
その昔、「多良音頭」という歌がありました。
今の50代半ば以上の方は聞いたことが、あるいは踊ったことがあるかもしれません。
こんな歌です。
多良音頭 田中守男作詞 下堂前利春作曲
1、ハアー美濃の多良村ちょいと住みよい所
稔る稲穂に稔る稲穂に実が結ぶ
コリャサノエー さて
手拍子揃えてみな踊れ
2、ハアーおれとお前はちょいと切っても切れぬ
流る牧田の流る牧田の川のよに
コリャサノエー さて
手拍子揃えてみな踊れ
3、ハアー多良は茶どころちょいと炭出る所
一度おいでよ一度おいでよ顔見せに
コリャサノエー さて
手拍子揃えてみな踊れ
4、ハアー幾里山からちょいと多良村みれば
今日も炭鉱に今日も炭鉱に煙が立つ
コリャサノエー さて
手拍子揃えてみな踊れ
「上石津ふるさとのむかしうた」より転載
実は絶えて久しく聞かなかったこの歌が、前公民館長の三輪隆昭さんと時の伊藤公民館長さん、そして関ヶ原町在住の大塚京子さんという三味線の先生のご尽力により、見事復活を遂げました。
今日、伊藤公民館長さんと一緒に、大塚さんに演奏と歌を吹き込んだテープをいただきに行ってきました。
真ん中が大塚さん、右が伊藤公民館長さん、左の方は大塚さんのお弟子さんです。
そもそもの始まりは 、昨年、多良から打上に嫁がれた藤田さんという女性から私どもの方に
昔あった「多良峡小唄」・「多良音頭」の楽曲を復活させたいが、楽譜がないかというお問い合わせがあったことだそうです。その後、伊藤公民館長さんが懇意であった大塚さんが「多良音頭」を復刻されたということを聞かれ、今日の運びとなりました。
この歌を作曲された下堂前さんは昔、炭鉱の仕事で多良に来ておられたご縁でこの歌を作曲されたとか。
大塚さんは高山市荘川町の出身で、若いころから三味線一筋。現在は、津軽三味線・唄・太鼓「訓京会会主」で、加藤流三弦道藤秋会の大師範でもあります。しかも、「多良音頭」を作曲された下堂前さんの弟さんに三味線を習われていたそう。下堂前さんも飛騨のご出身なのだそうです。
ほんとに不思議なご縁で今回の「多良音頭」復活となったのですが、多くの人の力で復活した多良音頭。
ぜひ、今年の盆踊りにはみんなで踊りたいものですね。
多良音頭を知っておられる方、少しでも踊ることのできる方はぜひ、上石津地域振興事務所の三輪幸治さんまでご連絡ください!
多良地区以外の方、多良にゆかりのある方、大歓迎です。
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