日本の原風景 レンゲ田

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2014年5月3日土曜日

憲法記念日の今日、原発銀座で40年間、原発反対運動に取り組む僧侶の話に耳を傾ける

皆様、こんばんは^^

大型連休後半の今日、5月3日が憲法記念日といっても、ピンとこない人も多いのではないかと思います。
私も今まではそうでした。
しかし、今の国会のやりとりを見ている限り、憲法についてあらためて考えずにはおられません。
そこで、大垣のソフトピアで開かれた「第20回 平和・人権・民主主義を考える」会に初めて出席。

原発銀座と言われ、大飯原発の稼動で注目される福井県小浜市で、40年前から反原発運動に取り組んでいる、若狭の古刹・明通寺の住職・中嶌哲演さんのお話を聴いてきました。



およそそのような運動とは無縁に思われる中嶌さんがなぜ、原発運動に関わるようになったのか、福井県がなぜ原発銀座にならざるをえなかったのか、反対運動に対するどんな妨害があったか、40年間、福井で闘い続けて来られた人の口から語れらる話にはとても真実味がありました。

今、福井県には、敦賀・美浜・大飯・高浜・もんじゅ・ふげんと15基の原発がありますが、設置の話が起こった時に、どこの地域でも反対運動があったそうです。
中嶌さんが住まわれる小浜では地道な反対運動の結果、阻止することができましたが、結果的にほかの原発に取り囲まれる形になりました。
これでは決して安全とはいえません。
中嶌さんは今、福井でほかの原発を止めるために運動しておられます。

中嶌さんによれば、この40年あまり、若狭の原発で出た「死の灰」は広島の原爆40万発分に相当するといいます。
また、2基の原発が1年間稼動すると、たまる「死の灰」はヒロシマ型原爆の2000発分、プルトニウムは長崎型原爆の60発分が蓄積されるそうです。


日本で初めての公害事件とされる足尾鉱毒事件を告発した政治家の田中正造は

真の文明は、山を荒らさず、
川を荒らさず、
村を破らず、
人を殺さざるべし

                    と言いました。

        今回のように現地の人の言葉を傾聴する機会というのはとても貴重なことです。
        今日のソフトピアホールはほぼ満席。
        入りきれなかった人は別室でモニターで見ておられたそうです。

        現在、上石津でも風力発電建設の問題が取りざたされています。
        風力は原発のように人の命を奪うほどの危険性は今のところないようです。
        しかし、低周波公害については、風力発電機の建つ各地でかなり問題になっているよ        うです。
        
        上石津でも昨年度、「風力発電を考える会」が発足しました。
        大規模な山の開発が行われれば、動物たちは棲家を追われ、
        今でさえひどい獣害がさらにひどくなる可能性もあります。

        今、多良地区では、高木家の史跡を国の重要文化財に指定してもらうべく、運動され       ています。
       もし、そうなればまちづくりにもはずみがつき、とてもけっこうなことと思いますが、
       風力発電機が建設されれば、高木家の石垣の彼方にずらりと巨大な風車が並ぶこと        になります。
       それは肉眼でもはっきり見ることができます。
       
       史跡の後ろにメカニックな巨大風車とは、景観としてどうなのでしょうね。

       原発をきっかけに自分の住んでいるまちについていろいろ考えてしまいました。
       
       こんなふうに自由にものを考えることのできるのも、現行の日本国憲法のおかげなの        だと思います。

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