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2013年5月16日木曜日

いなかに住む人々が元気になる雑誌をつくりたい

2011年から始めた自費出版の情報誌も今号で5冊を数えます。
 
もともとフリーペーパーを発行している会社にいた私が、地域のことに関心を寄せるようになったのは、取材がきっかけでした。
いろいろな形で地域を元気にするために活動されている人たちの話を聞くにおよび、自分の住んでいる地域に目が行くようになりました。
それで気が付いたのは、ふるさとの過疎化でした。
気が付いたら、うちの周りには小学生も中学生もほとんどいない状態になっていたのです。
そのとき、ふと思ったのです。
私が生まれて育ったところは、人がこんなに嫌がって外に出て行かなければならないところなのだろうかと・・
 
私自身、若いころは外の世界に憧れました。
でも、それとは別に故郷に対する愛着はあります。
 
広告料をもとに作製しているフリーペーパーでは、基本的に広告をだしてくれるところの情報しか得ることができず、情報のよりどころに限界があります。
そうではなくて、フリーペーパーでは採算がとれないから絶対にやらないようなところや人、取り組みの情報を発信していこう。そして、自分たちが胸をはっていなかで生きて行けるような環境をつくりたい。
 
いったん、故郷を離れた人に戻ってきてほしいと願うのはとても難しいこと。
だったら、せめてこれからの子どもたちが戻ってきたいと思えるようなところにしていきたい。
 



 
「里山倶楽部」のキャラクター・神無月里子ちゃんです。
「大垣きゅん」でおなじみの「スタジオ・アリオン」鷲崎さんの制作です。
 
今号より、新たに「菜の花舎」の名前で活動を始めました。
 

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