今日は多良歴史同好会でした。
多良・時を治めていた旗本・高木家の歴史を中心に、昔の多良の姿を学ぼうという会です。
高木家は昨年国の史跡となり、現在名古屋大学がその文書の解読をはじめ、研究をしておられます。
高木家は西・東・北の三家にわかれており、現在は本家にあたる西高木家の方が資料館のそばに住んでおられます。
そして、これはあまり知られていないかもしれませんが、高木家の家臣団の子孫がけっこう多良・時には残っておられ、主のいなくなったお墓のおもりをされていたりするのです。
今日は「多良歴史愛好会」の会長で北高木家の家臣の子孫にあたる鈴木さんに、現地を案内していただき、お話しを聞きました。
北高木家の墓石群は馬瀬にあります。
私も行ったのははじめて!
まず、北高木家の菩提寺であった観音寺の跡へ。
観音寺は昭和45年に火事で焼失。
現在は茶畑になっています。
観音寺というのはたいそう古いお寺で創建は平安時代。
これは観音寺の経塚。
木が生い茂る中、ひっそりと立っています。
実は、この塚の石は以前に盗まれて行方不明に・・
拓本が残っていたので、新しい石をたてて復元したそうです。
罰当たりなことをする人がいるものです。
北高木家墓石群の立札。
しかし、案内なしでここまでくるのは無理!
墓地は綺麗に整備されています。
1人に一つ墓石が立っているので、いっぱいある~!
一つ一つ戒名が刻まれていますが、中には墓石のない人もあるそうです。
墓石の前で説明をする鈴木利通会長。
適度に風化して良い感じのお墓に・・
今では手入れのされていないお茶畑。
向こうに見えるのは養老山脈最高峰の笙ヶ岳
次回の歴史同好会は9月
今度は東高木家の墓石群を見学。
お墓めぐりもなかなかおもしろいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿