日本の原風景 レンゲ田

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2015年5月13日水曜日

上石津歴史講演会 国史跡「西高木家陣屋跡」調査と史跡指定の経緯から

おはようございます。

岩手で地震、また先日大きな被害のあったネパールでも大きな余震があったそうですね。
岩手は東北大震災の余震だということでしたが、本当に恐ろしいことです。
これ以上、被害が広がらないことを祈ります。

さて、一昨日、郷土資料館で、「大垣市上石津文化財保護協会」(大平文昭会長)主催による
「国史跡「西高木家陣屋跡」調査と史跡指定の経緯から」と題して歴史講演会が開かれ、
会員はじめ多くの人が聴講に訪れました。

講師は大垣市教育委員会、文化振興課の鈴木元さんでした。



西高木家は上石津町時代に県の史跡として指定を受けていましたが、このたび、国の史跡になったことは昨年もいろいろな新聞で報道されたのでご存知とは思いますが、どうして国の史跡になりえたのかということをわかりやすく説明していただきました。

それによれば、
・良好な石垣や墓石群の陣屋遺構が現存していること
・長屋門などの江戸時代の建造物がのこっていること
※現在の母屋は明治時代に建てられたとされていましたが、一部天保年間の建物も残っていたそうです。
・十数万点におよぶ古文書群

なかでも、古文書の多さでは群を抜いており、その内容も多岐にわたっているため、調査に当たっている名古屋大学でも目録をつくるまでには相当時間を要するとのことでした。
今後の高木家文書の解読によっては、歴史上大きな発見が出てくる可能性もないとはいえませんね。
つまり、史跡とは、現存する長屋門などの建造物のみをいうのではないということです。

現在、資料館の建っている所には、かつて多良中学校が建っていました。
私達が学校の行き帰りに何気なく見ていた高木さんのお屋敷と石垣、その中に眠っている古文書群は実は日本史上、とても貴重な宝物だったんですね。

現在、高木家陣屋の内部はまだ一般公開されていません。
敷地の外から建物や石垣を眺めていただくことはできます。

先日のお話によれば今後どういう方向で修復をしていくかについては、選択肢があり過ぎてまだまだ時間がかかるとのことでした。
ひょっとすると、私が生きているうちにはできないかもしれないと思うと、ちょっと残念ですが、いつか公開されることを夢見て・・

古文書の解読に至っては専門家に任せるしか術はありませんが、見事な石垣や陣屋の建物を外から見に来られる方に対して、地元でも何らかの対処ができるのではないかと思います。

石垣で有名な城として、東濃の女城主で知られる岩村城があります。

高木家は三つの家(西・北・東)に分かれ、それらは現在の宮地内に本家である西高木を囲むように建てられていました。
そんなことを考えながら、宮を散策してみるのも楽しいですね。

かつて小学校や中学校、役場があって、多良の中心地であった宮を活性化するチャンスになるかもしれません。








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