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2013年2月25日月曜日

岐阜県過疎地域活性化実践リーダー養成講座最終日

昨日は大嶽さんと一緒に、「岐阜県過疎地域活性化実践リーダー養成講座」に出席しました。4回講座の最終日、岐阜会場・高山会場から約50名の受講生が集まりました。

前回、岐阜会場のメンバーは恵那市串原地区に行き、フィールドワーク。過疎化の進む串原地区を視察し、現状について役場の方から話を聞き、良い所、悪い所をそれぞれ参加者の視点でポストイットに書いてB紙に貼り、そのあとで取り組むといいと思うことをまた書いて最後にグループの代表が発表しました。

今回はさらにこの学びを深める形となり、すぐに取り組めること、時間をかけて取り組むこと、地域の人が取り組むこと、外からのサポーターが取り組むことにわけて意見を出し合い、発表しました。

いろいろな意見が出ておもしろかったですが、中でも面白かったのは、「串原村村民カード」」の発行です。串原村が好きな人に村民カードを発行し、イベント案内などをして村にきてもらって一緒に活動することで串原ファンを増やしていこうというものです。
講師の森林アカデミーの原島先生も誉めておられました。

同様の活動をすでに行っている自治体も実は全国にあり、私自身、実は四国にある馬路村の特別村民になっています(笑)
特典は、村を訪れて村民カードを提示すると村長室に通されて村長さんと一緒に馬路村のドリンクを飲むだったかな?というものだったのですが、今、見たらここのリンクが切れているので、もしかしたら制度が変更になったか、なくなったのかもしれませんね。
ちなみに登録料はかかりませんでした。

いずれにしてもネットで見つけたときはとても面白い制度だと思い、馬路村のファンになりました。ここは間伐材の製品化にもとても熱心で、木を使ったまげわっぱやエコ製品などすばらしいクラフトが作られています。

話がずれましたが、このほか、現在揖斐川町に移住して農業をやられている女性が、次のような話をされました。
「田舎には豊かな自然など、お金には換えられないものがたくさんあります。でも、みんな、~でなければならないという思い込みが強い。「こうじゃないといけない」という思い込みを捨てることで発想の転換をはかり、現状を楽しむことで新たな生活を築くことができる。思い込みのリミッター(制限)を外すことが重要」
この言葉に、とても勇気づけられました。

わたしたちはどこかに都会コンプレックスみたいなものがあって、町の生活に憧れ、そうなろうと努力してきたような気がします。でも、今はインターネットもあるし、いなかに住んでいても職場まで時間がかかるぐらいでさほどの不便さは感じません。
これからは都会の人々がいなかの生活に学んでいただく時代ではないのでしょうか。
もっといなかであることを肯定していいと思います。

また、今回の講座の中で、自治会の中で取り組んでいただかないとできないこと、行政で取り組んでいただかないとできないこと、そして町づくり会議のなかでしかできないことのすみわけが明確になったような気がします。

本当に良い機会を与えられて感謝しています。






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