日本の原風景 レンゲ田

日本の原風景 レンゲ田

2014年12月20日土曜日

ほんこさんがやってくる!

子どもの頃、まわりのおとながこの時期になると「ほんこさん」とか「おとりこし」とかいうのを聞いて、いったいなんだろうと思っていましたが、やがて、両者が意味するものは同じだということがわかりました。

浄土真宗の開祖・親鸞聖人の亡くなった日(ご命日)のお勤めだったんですね。

正しくは11月28日なんですが、たいていのお寺はこの前後にお勤めします。おとりこしというのはご門徒のみなさんのご自宅でお勤めすることをいいます。御正忌という言い方をすることもあります。

ほんこさんは私にとって12月の風物詩みたいなもんです。

ふだんは静かなお寺にたくさんの人が集まり、お講の大根汁を炊く香りが漂い、読経の声が聞こえる。去年から残念ながらお講はなくなりましたが、女人講と呼ばれているお華束さんつくりにはたくさんの方が来て下さいます。

今年は雪が降ってたいへん足元が危ない中、みなさん来て下さって、無事にお華束さんつくりも終わりました。今夜は華方さんによるお華立てと役員さんによるお華束盛りが行われます。重し一晩のせてぺっちゃんこにしたお餅を六角形の台に華に見えるように盛って行くのです。終わったらくずして皆さんにお持ち帰りしていただきます。

上石津には浄土真宗のお寺がとても多いですが、年間で一番大切な行事とどこのお寺もとらえています。

地域におけるお寺の意義ということを考えると、お寺を中心にした地域づくりというものもできるのではないかと思います。春・秋に行っている山寺コンサートもその一つです。手遅れにならないうちに、そろそろこちらも始めなければならないかもしれません。

では、昨日の女人講の様子をご紹介しましょう。
女人講といっても去年から男性も来て下さるようになり、とても助かっています。


おくどさんでモチ米を蒸します。



            すごい湯気。
            モチ米を機械でついて餅にします。
            昔は杵つきでしたが、今は道具もないし、時間などを考えるとそこまではできません。 


こちらはおかがみつくり。、もちの重さを量って大きさをほぼ同じにします。


こちらは小さいお華束さんづくり。
華のかたちにもっていただくお餅です。
これを板にならべ、何段にもなったものに重石をして平べったくします。


          終わった後はいつもぜんざいを食べていただいています。
          最近はご近所さんといっても顔を直接あわせることは非常に少なくなりました。
          貴重な対話の時間にしていただいてることが嬉しいです。

          みなさん、御世話になりました。来年もまた宜しくお願いいたします。
       
           今夜はお華立てとお華束盛りです。
           そして、ほんこさんは明日からです。

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