先日は米原町の多和田に行くついでに柏原の徳源院というお寺に寄ってみました。
ここは京極家の菩提寺。
京極家といえば、例の大河ドラマのヒロイン、お江の姉お初の嫁ぎ先なんです。
ここにはバサラ大名として知られる佐々木道誉が植えたとされる巨大なしだれ桜があることで、この時期、多くの人々が訪れます。
今回、数年ぶりに桜を見に来たわけなんですが、ふと土塀に張られた張り紙に注目。
なんと、幽霊画が公開と書いてあるではありませんか(@@)
幽霊 ユーレイ・・怖い・・でも、見たいというわけで、初めて300円の拝観料をお払いして中を見学ささせていただきました。
参道の桜も大変綺麗です。
すると、まず目に飛び込んできたのはこのすばらしい庭園
造られたのは今から400年ほど前で、京極氏の子孫によるものだとか。
ご住職は京極氏の家系図まで見せてくださり、親切にわかりやすく説明してくださいました。
回遊式の庭園で、本来は歩いて回遊できるようになっているそうですが、普段は歩くことはできません。
苔も大変美しいのですが、多くの
人が入ることで、どうしても荒れてしまうのだそう。
縁側から眺めるだけでも開放的で、とても気持ちが良いです。
300円の価値はありますよ。
障子によって切り取られた風景もすばらしい。
さて、件の幽霊画はというと・・
本堂の奥の小部屋に飾ってありました。
長浜市(旧浅井町)出身の画家・清水節堂によって描かれたもの。
思ってたよりずっと大きい。
幽霊画っていうと美女を想像するのですが、こちらのはリアル。
幽霊というより、亡者。
恨めしや~の感じがすごくよく出ていて、写真をとるのははばかられましたので、画像はないです。
なかなかの迫力ですよ。
すばらしい2本のしだれ桜。
ちなみに道誉桜は向こうがわの桜。
8~9部咲くらいなので、まだ当分もつと思います。
今回幽霊画は怖くて撮ってません。
見たい方は徳源院さんへどうぞ。
ご住職はお留守のことも多いので、拝観されたい場合はお電話していかれることをお勧めします。
私の時は運よく、いらっしゃいました。
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