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2015年7月17日金曜日

覚書 公民館はなんのために存在するか

おはようございます。
台風もこの辺りはたいしたことはなさそうですが、西濃地方に大雨・洪水警報が発令中。
本日、多良小学校は休校です。

私は「京都市美術館」で行われている「ルーブル美術館展」にいきたいなと思っていましたが、台風の影響がどの程度あるのかわからなかったため、今日はやめました。

みなさまもお気をつけくださいね。
雨はたいしたことないですが、風がうなってます。

さて、先日は揖斐川町の庁舎にある防災対策室で「西濃地区 社会教育推進協議会研修会」が行われ、上石津四地区の公民館長が出席。研修テーマは「社会教育事業・公民館講座について考える」でした。講師は岐阜大学地域協学センター長・教授の益川浩一先生。

益川先生と言うと、ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英さんを思い起こすのですが、益川浩一先生、なんとなくノーベル賞の益川先生に似ているなって思うのは私だけ?

研修は益川先生の「社会教育事業・公民館講座の企画について」というお話で始まり、そのあと、ワークショップが行われました。各テーブルで地域の課題を出し合い、それをもとに公民館の講座を企画しようというものです。

上石津地域では獣害・少子高齢化・過疎化・空き家の増加・婚活などの問題が出され、あらためて共通の問題に悩んでいることに気付かされました。

その後、ワークショップの発表会が行われ、最後に益川先生の講評と講座の企画に対するアドバイスがありました。
ブログを読んでくださっているみなさんの中にも、同様の企画を任されたりする方があるかと思いますが、参考にされるとよいと思います。

講座名に留意する
・親近性(親しみやすさ)
・具体性(内容が具体的にわかる)
・メリット性(受講によるメリットがあるか)

受講対象者を明らかにし、内容・方法・場所・日時を設定する
性別・ライフステージ・学習経験・社会的年齢や立場も重視する
たとえば、平日の昼間に設定した場合、サラリーマンが対象だと受講生は集まらない。

内容には、要求課題(受講生が求めているもの)の把握・必要課題(目的を達成するのに必要な内容)がある。

方法は、講義・実習・討議

導入は、受講生の興味・意欲の再換気が重要
不安や緊張から受講生を開放する(アイスブレイキングで場をなごませる)

理解の深まりと広がり
学習の振り返り(省察 リフレクション) 共有(シェアリング)

講師の選定
専門性の重視
ファシリテート能力(発言を引き出す・促進する)学習しやすい能力づくり

そして、公民館活動の意義について、次のように述べられました。

今は、家に寝に帰るだけ、同じうちに住んでいても家族と話をしないなど、コンビニ家族・ホテル家族などが増えている。家庭内での孤立化が深まっている。公民館活動はそうした関係を改善し、あてにし、あてにされるというソーシャルキャピタル能力を高めるために存在する。
講座で出会う事で、人間関係を蓄えて行く。何かに一緒に取り組む、場と時間を共有することで人と人とのつながりを強化していくことができると。

すでにご存じの方もあるかもしれませんが、大垣市では旧大垣市内にはもはや公民館は存在しません。公民館があるのは上石津地区だけです。
旧大垣市内では地区センターがもうけられ、公民館の役割を担っているところもあります。
大垣市だけではなく、垂井町もその方向で動いているようです。

上石津の公民館がいつまで存続するものなのか、正直なところわかりません。

この4年間、自分自身、公民館の役割がどういうものなのか、自分なりに考えてやってきたつもりですが、益川先生のお話しを聞いてその方向性はまんざら間違いではなかったと思っております。







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