それではここであらためて、3人の語り手さんをご紹介しましょう。
学生さんと原稿の最終チェックをする三輪秀雄さん(岩須地区)
伊藤幸さん(宮地区)
川添幸雄さん(西山地区)
アカデミー学生さんによる聞き取り
多良公民館第1回聞き書き講座
多良公民館第2回聞き書き講座 清藤先生 講義
今回の予告
今回の日程
13:15~ スタート
原島先生からあらためて、今回の聞き書き講座の意義についての説明があり、そのあと、西山・岩須・宮の各チームごとに「あるもの探し」マップのプレゼンが行われました。
その後、学生さんたちが各自の作品を朗読。
またアカデミーOBで今回の聞き書き講座のサポーターをしてくださった藤井さんは、伊藤さんからお舅さんが打たれた鉈をもらい、それを自分で研いだものを見せてもらいました。
その後、3人の語り手さんたちに作品の贈呈が行われました。
今回、聞き書き講座に参加された学生さんは6名。
アカデミーの山村づくり講座と建築講座からの参加です。
西山地区のあるもの探しのプレゼンをする学生さん
川添幸雄さんに作品を贈呈
岩須地区のあるものさがしのプレゼン
三輪秀雄さんに作品を贈呈
宮地区のあるもの探しプレゼン
野鍛冶のおじいさんは、伊藤幸さんのおしゅうとさん
職人気質で気難しい人だったが、腕は一流!
今も、おじいさんが打った鉈はないかと尋ねてこられる人があるというほど
お姑さんも一緒になって農具などをつくっていたという
伊藤幸さんに作品を贈呈
伊藤さんにもらった鉈をピカピカに研いで披露するアカデミーOBの藤井さん
今回の聞き書き講座を指導していただいた原島幹典先生
建築講座の廣田桂子先生にも大変お世話になりました。
「聞き書きは人の言葉にじっくりと向き合って読み返してという作業。自分自身に問いかけてもらう時間になったかと思います」
[感想]
川添さん
見る目が違うとこうも違うのかと驚いている。
もう一度、集落の中を見直すといいかも・・
三輪秀雄さん
記録に残す以上は、もっと自分も勉強が必要だと痛感した
伊藤幸さん
さびさびの鉈をこんなにりっぱに研いでもらってびっくり。
帰ったらさっそくおじいさんに報告させてもらいます。
参加者からは「来年度は地元でもやりたい」という声も・・
また、子供が生まれたばかりという若いおかあさんからは、「今日の話を生まれた子どもにちゃんと伝えていきたい」という声が聞かれ、とても嬉しく感じました。
私もアカデミーの学生さんたちのフレッシュな目を通じて、あらためて多良のすばらしさを感じ取ることができました。
今後の課題はこれで終わりにせず、どういう方向で未来につないでいったらよいかということです。
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