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2020年2月9日日曜日

「大垣市地域公共交通網形成計画に関する地域懇談会」開催されました

こんばんは。
今朝起きたらうっすらと雪が・・
なんてきれいなんだろうと思いました。

さて、一昨日、上原のメインセンターで表題の会が行われ、大垣市から上石津の公共交通について説明がありました。
資料がたくさんあって全部は掲載しきれませんが、関係のあるものだけ載せます。

え~と、ごめんなさい。
順番が逆になってたりして見にくいですね。
すみません。

簡単にいうと
これまでの「多良・時」行は廃止されます。
そのかわり、時から関ケ原までの便が一日3便(朝1便 夕方関ケ原からの便が2便)運行されます。
コミュバスは現状維持で養老コースが新設されます。(料金200円)
養老町のオンデマンドバスに悠楽園と牧田上野まで乗り入れてもらえるよう、折衝するそうです。
オンデマンドバスとは定まった運行経路がなく、利用者の予約によってコースやスケジュールをあわせて走るバスのことです。
ちなみに、大垣市は上石津知内をオンデマンドバスを走らせる予定はないそうです。
理由はお金がかかりすぎるから。

ということです。

皆さん、これでバスを利用したいと思われますか?
朝は関ケ原まで1便に集約してください。
すなわち、何がなんでもこれに乗ってくださいよということです。
帰りも同じです。

でも、バスの都合に合わせてなんか乗れませんよね。
コミュバスも細切れで利用者にはわかりにくいです。

出席者からは、高齢者のことだけでなく、子どもたちのことも考えてほしい。
もっと利用しやすい運行経路を考えてほしいとの意見が相次ぎました。

先にとったアンケートでも、バスの運行が利用しやすくなれば乗りたいとする意見も30%ぐらいあったように聞いています。
公共交通の良い所は安価でだれもが利用しやすいところ。
この運行状況で公共交通といえるのでしょうか?
私にはコスト削減としか聞こえませんでした。

唯一のぞみはトヨタ・モビリティ基金を活用しての上石津地域での事業実施が計画されていることです。(5枚目)
しかし、これも採択されるかどうかまだわからないとのこと。

先日、テレビで地方の路線バスに乗って目的地までいくというのをやってました。
ルールがあって、乗る人がいないとバスに乗れません。
ですから、一生懸命その辺の人にバスに一緒に乗ってもらえるよう、涙ぐましい努力をするわけです。
すごく、おもしろかったし、この番組作った人、すげえ!って思いました。

でも、一方で笑ってる場合じゃないよと。
まさに上石津で起こってるのはそのまんま。
そして日本の多くの地方、いや地方都市で起こっている現実なんです。

先日、愛知県の大府市に行ったとき、あまりの駅からのバスの少なさに唖然としました。
町中でもその有様です。
大垣の街中でも駅近の人はいいけれど、みんながみんな駅まで歩いていけるわけではないですし、駅じゃなくて病院とかショッピングセンターとかいろいろ行きたい所は違いますよね。

それを大垣市は、バスの運行にあわせて行動してくださいという。
ぞんなばかな話はありません。
そんならまず、市の職員がこの運行で行動してみたらどうでしょうね。
たぶん、仕事もできないし、めっちゃ不便だと思います。

不便な交通は公共交通とはいわないです。
乗らないから赤字になる。赤字になるから本数が減らされよけい、乗らない。
悪循環は目に見えてると思うんですが・・

来月の通信でもう少し、冷静なかたちでみなさんにはお伝えします。
書くのは私じゃないんで、ご安心を!







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