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2019年1月19日土曜日

多良地区まちづくり協議会役員・多良地区自治会長合同研修会 開催

こんばんは。

今日は午後1時から、標題の研修会が開催されました。
まず、12時半~、まちづくり協議会の役員会が行われ、今年度の反省と次年度のへの計画が述べられました。
つづいて1時からは研修会が行われ、3グループに分かれてKJ法による多良地区の課題の洗い出しが行われ、
・若者が居つかない
・少子高齢化
・耕作放棄地
・山林の荒廃
・有害鳥獣
・高校生の通学問題
・公共交通の問題
・免許のない高齢者の買い物や通院
・ニート・独身者の増加
・移住
・空き家・廃屋の増加
・安心・安全な暮らし
・魅力ある地域づくり―明智光秀と多羅城
・地域行事とその継承の難しさ
などが出されました。























このあと、小学校の統合問題についての提言書があったことが、三宅連合自治会長より報告がありました。
多良小学校も入学者が来年7名、再来年は8名、その後は複式学級となり、さらには重複式
学級となることが予想され、中学校も単学級となり、美術や音楽といった専門の先生が配置されなくなる弊害が出て来るという事でした。
そこで、上石津まちづくり協議会の「上石津地域の学校のあり方を考える会」(三輪賢治代表)では、義務教育学校の提案をされており、これについて参加者は意見を述べました。

 統合に賛成という人もあれば慎重にという意見もあり、今後まだまだ議論は続きそうです。

私個人としては、できたら地元で歩いて行ける距離に小学校はあってほしいですし、現在のPTAの人たちだけでなく、もっと若い世代(大学生や高校生など)などにも意見を聞いてほしいです。なんとかして持続可能な地域にしたいとみんな頑張っているわけですが、小学校もないような所には戻ってこないよという意見もありました。
また、義務教育学校にしたところで、果たして何年保つのだろうという思いもあります。
現に中学校も統合して40年以上経つわけですが、すでにその維持が厳しくなっています。
これ以上、子どもの数が減れば上石津における学校の存続自体が危うくなるのではないでしょうか。
義務教育学校は人口減少に対する歯止めになるのでしょうか?

また、今日話を聞いていて複式学級になる不安も大きいと感じました。
私も複式の経験はありませんが、先生の力量やノウハウに左右される気がします。
小学校の3割が複式学級を有する島根県では、教員向けにそのための手引書をつくっています。
複式学級指導の手引き

厳しい数字を前に避けては通れない問題ですが、この問題は現在PTAである人たちだけの問題ではありません。先にあげた地域課題と大きく関わる問題です。




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