こんばんは。
今日はとってもいいお天気だったので、ちょっと足を伸ばして弥富にいってきました。
弥富の歴史資料館には文鳥の学芸員さんがいます。
担当者の方にお願いすると触れ合うことができます。
名前はぶんちゃん。
ぶんちゃんは靴が好きらしいです。
落ち着くのかなあ・・
ここ入館料、無料なんです。
GWにはぶんちゃんのお誕生日会をやるらしいですよ。
ところで、先日、多良歴史同好会と多良歴史回廊案内の会の総会が行われ、昨年度の行事・会計報告と今年度の計画、予算が決まりました。
歴史回廊案内の会には30代の女性の加入もありました。
昨年はコロナ禍で予定されていたツアーのほとんどが中止になるなか、11月には養老町からバスで山城探索に来られました。
今年も山城整備が行われます。
麒麟は行ってしまいましたが、大きなものを私たちに残していってくれました。
それは地域を愛する心と地域に生きる誇りです。
あらためて多良の歴史に思いを馳せるとともに、
そうした歴史ある地域に生まれた誇りを忘れず、
若い人たちに伝えて行けたらと思います。
とても残念なことですが、平成の大合併以来、貴重な歴史資源が各地から失われています。
またそれらについて語れる学芸員さんなども不在になっている資料館が
ここ西美濃でも少なくありません。
仕事柄、そうしたところを訪ねることも多いので、
ひしひしと危機感を感じます。
歴史に興味を持つ若い人も多く、ぜひ、そういう人たちに向けて発信していきたいと思います。西高木家の石垣を人知れず訪れていらっしゃる方もあるようですよ。
さて、そんな中、こんな本が発刊されました。
「木曽三川流域」風媒社刊
西高木家の資料を元に名古屋大学の先生が書かれた書籍で、
とてもきれいでわかりやすい内容になっています。
まだざっくり一度読んだだけですが、高木家の活動範囲が思った以上に広くて驚きました。
水行奉行だったのですが、そのほかに山をめぐる論争についても多良や時だけでなく、大垣の青墓(大墓)なども担当していたんですね。
古地図もとても美しく、木曽三川が網の目のように広がっているのがよくわかります。
治水や土木に詳しい人にとっては、さらにおもしろく感じられることでしょう。
冊数が少ないらしく、読んでみたい方はこちらへどうぞ。
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