みなさま、こんばんは。
おかげさまで、公民館講座、少しずつ、受講生が増えております。
ありがたいことです。
どんどん、ご応募くださいね。
ところで、先日、宮の彰忠碑で戦没者の慰霊祭があり、私は初めて出席させていただきました。
遺族の方々も年々高齢化のため、参加者が減少しているようです。
うちは、父の兄が太平洋戦争に召集され、フィリピンのミンダナオ島で戦死しております。
終戦の二か月ほど前でした。
斥候にいっていて、機銃掃射をくらい、全員死亡したとか・・
伯父の戦友であった方が、戦後うちに来て話してくださったとききました。
長男の戦死・・祖父母の落胆はどれだけ大きかったことでしょう。
わたしにとっては写真でしか見たことのない伯父ですが、もし、この叔父が生きて帰ってきていたら、私はこの世に存在しなかったはず。
二男である父がうちに戻ってきて寺を継ぐこともなかったのです。
戦争は多くの人々の命をうばうばかりか、その運命も変えてしまいます。
遺族代表の鈴木さんも「二度とあの戦争を繰り返してはならない」と話されました。
今回初めて参加して、こういう機会も大切だと感じました。
でなければ、私たちは死者の声に耳を傾けることもしなくなってしまうでしょうから・・
神式でしたので、寺の人間である私は玉串奉納は固辞させていただきましたが、戦争を風化させてはいけないとあらためて感じました。
朝鮮半島ではいぜん、緊迫した状況が続いているようですが、とても心配です。
安易に兆発にのらないようにしてほしいです。
昨日は淡路島で、そして今日は飛騨で地震がありました。
このところ、不安材料が世の中にいっぱいです。
自然災害は予測できない部分もあり、人間の力ではどうしようもない部分が多々あります。
しかし、国と国との争いは人間どうしの責任。
そうならないようにするのが国民の義務であり、未来の子どもたちへの責任だと思います。
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