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2017年10月6日金曜日

多良歴史講座 高木貞廣の描いた絵

こんばんは。
明日から御祭りだというのに、雨が降り出しましたね。
でも、明日には回復してくるもようです。

さて、昨日は多良公民館の最後の歴史講座でした。
講師は大平文昭先生。
高木家第12代の当主・高木貞廣は幕末の絵師であった李雲屏(り うんぺい)に絵を習い、何枚かの絵を残しました。
李雲屏(り うんぺい)は皇女和宮の嫁入り道具の絵を描いたほどの画家で、最後は客分として世話になっていた北高木家の屋敷で亡くなったようです。

本日のコース
郷土資料館→本堂寺→託念寺→正覚院

本堂寺には李雲屏(り うんぺい)の絵が残り、高木家のお内仏であった託念寺には貞廣の兄で11歳で亡くなった兄貞良の位牌と貞廣が描いた西行図が残っています。

大平先生のおかげで歴史の見方がよくわかりました。
受講者の皆さんもとても興味深そうに話を聞いておられました。

資料館で貞廣について説明をされる大平先生


本堂寺の襖絵に描かれたソテツ
雲屏の筆による



雲屏の描いたとされるふすま
北高木家の屋敷にあったものらしい




託念寺にある貞良の位牌

本邦初公開の西行図


高木家の祈願所であった宮の正覚院。
もともと奥村にあったとされる。
かつては尼さんがおられたようだが、今では無住。
草が生い茂って刈っていただかなければ足を踏み入れることも
できない有様だった。




貴重な文化財。
なんとかして後世に残す方法はないものでしょうか。




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